4月13日、アレキサンダー・ワンやマイケル・ヴァン・ダー・ハムなどの2013AWコレクションのネイルデザインを担当した「シーエヌディー(CND)」創始者ジャン・アーノルド(Jan Arnold)が来日。伊勢丹新宿店でパーソナルアピアランス(PA)を開催した。
このPAはリ・スタイルで開催中の企画「ファッションネイルウィーク2013」の一環として行われ、「ネイルは究極のファッションアイテム」というジャンとリ・スタイルの提案が一致したことで実現した。
ジャンは1979年、プロフェッショナルネイル製品のブランド「シーエヌディー(CND)」を設立。以後30年以上もの間、ネイルテクノロジー、ファッショントレンド、教育の分野においてオピニオンリーダーとしての地位を確立、現在もネイル業界を牽引している。
1996年よりシンシア・ローリーのコレクションを皮切りに、ジェイソン・ウー、スリーワンフィリップリム、マーク・ジェイコブス、ニコラ・ミラーなどといった世界のトップブランドのファッションショーのネイルデザインを担当。ショーだけでなく、レディー・ガガ、リアーナ、マドンナ、アンジェリーナ・ジョリーといったセレブリティーからもネイルのデザインを依頼されている。
今回、ジャンは「CND」が開発した新しいパワーポリッシュ「CNDシェラック(Shellac)」のプロモーションとして来日。「従来のネイルポリッシュ(マニキュア)が例えば2、3日で剥げてしまうなど持ちの悪さに不満を感じている人や、ジェルネイルのように地爪を削ることに抵抗を感じたり、除去に時間がかかることへストレスを感じている人などに向けて、そのすべての悩みを解決したい思いから開発した」とジャンはその背景を語る。
「CNDシェラック」は地爪を傷つけることがないので爪へのダメージが最小限にとどまり、かつ持続性も2、3週間と高いことが特長。
ジャンはこの日、全身ホワイトでコーディネート。東京のファッションについて尋ねてみると「東京は女性だけでなく男性もお洒落。きっとDNAの中にファッションセンスが組み込まれているのだと思う。無理なくお洒落を楽しんでいるし、アクセサリーのコーディネートも上手」と笑顔で語った。
今シーズンのトレンドについては「色はペールパステル、ヴィンテージのような少しくすんだカラーがおすすめ。バウハウス風なプリントや“柄on柄”も流行っている。日本の女性にはもっとネイルをトータルルックの重要なファクターとして捉えてほしい。トレンドも大事だけど、今まで体験したことのない大胆なカラーやデザインに挑戦してほしい」と言う。
リ・スタイルの「ファッションネイルウィーク2013」は4月16日まで開催。期間中、「CND」に加え、レディー・ガガのネイルアートを担当するAYA FUKUDAのネイルチップショップ「ザ・ネイル・ショップ(THE NAIL SHOP)」も期間限定でオープン。14日にはAYA FUKUDAが来店しPAを開催する。
また、店頭では、舞台やテレビで空間デザインを手掛ける持木慎子による巨大なアートネイルのディスプレーも披露されている。