近年の肌研究で、紫外線をはじめとした外界の刺激が、肌に大変なストレスをもたらし老化を加速させることがますますわかってきた。昔は、傷んだ肌は夜に修復させましょうという側面にスキンケアの重点が置かれていたけれど、今は「ともかく極力傷めないよう肌を守り抜こう!」「だから昼ケアが肝心!」とスキンケアの考え方が昼中心に変わってきた。美白の考えも、「できてしまったトラブルを処理するより、作らない、作らせない、そのためには全力で守るのが先決」という先回りケアにシフトしてきている。だからこそ、CCクリームがかなえる全方位の全力昼肌ケアは、美肌のためのMAXの守り。これこそが最大限の攻めの美白ケアとも言えるのだ。
今春発売のCCクリームから、美肌キープのためのMAXの守りを極めながらも、健康的な明るめ素肌感を演出してくれる4本を厳選。それぞれの防御作用と、目指す美肌コンセプトを詳しく紹介しよう。
■ヘレナ ルビンスタイン リプラスティ CC+
スイスのラクリニック・モントルーの協力を得て開発されているリプラスティ ラインからのCCクリームは、くすんでぼんやり見えがちな顔色を鮮やかに補正するという切り口。ベージュロゼのクリームの色だけでなく、光の反射コントロール技術で光沢をUPしながら彩度を上げる仕組み。もちろん最高レベルの紫外線A波B波防御と、活性酸素ケア、抗老化対策も。(SPF50 PA++++/4月22日発売/40mL/1万2,000円)
■ゲラン ペルル ブラン CCクリーム
ライトベージュのクリームの色が色ムラや赤みをカバーし、クリームの質感が肌表面の凹凸を滑らかに。紫外線A波、B波、他の光線、汚染物質、寒暖の差、温度の差などのストレスから肌を防御。肌の水分・脂分バランスも整える。また美白ラインからの発売なので、独自の、真珠から抽出したエキスを利用した美白成分も含まれている。(SPF30 PA+++/30mL/7,000円)
■シャネル CC クリーム 50
他ブランドに先駆けて2013年にCCクリームを発売し大ブームを巻き起こしたシャネルは、今春早くもリニューアル作を発表。紫外線A波B波防御指数を最高値に引き上げるとともに、活性酸素や大気汚染から肌を守る成分、うるおいを与える成分、フィット感、持ちのよさなど全体的にグレードアップ。10と20の2色展開なのでより肌に合う色を。(SPF50 PA++++/30mL/6,300円)
■SK-II
オーラアクティベーター CCクリーム
真珠のような光沢を生み出す2色のパール成分の輝きと、半透明のテクスチャーが、自然でツヤのある素肌感に仕上げる。ぴったりと密着して紫外線A波B波をSK-II史上最大限に上げて防御しつつ、長時間の保湿や、使い続けることによって実現する透明感などを含み、肌そのもののレベルアップまで目標に据えている。(SPF50+ PA++++/30g/8,500円/マックス ファクター)