9月にリモデルされた伊勢丹新宿店地下2階ビューティアポセカリー内の食材コーナーでは、スティックタイプのシリアルバーが人気。その他、リゾットなどのレトルト食品やシリアル、ホットケーキミックスもよく売れている。
いずれも手間がかからず、簡単に食べられるのが特徴。忙しい有職女性に需要があるという。また、おやつにスティックタイプのシリアルバーを買っていく女性も多いそう。「せっかく食べるのだから体に良いものを気軽に取り入れられるように、時間がない時でも簡単に作れるものをそろえた。社内でもデスクでおやつにシリアルバーを食べている女性社員をよく見る」と吉野あやバイヤー。
また、隣りには自然派ワインの祭典「フェスティバン」を主宰する勝山晋作氏が監修しているワインコーナーを用意。無農薬の有機ブドウを使用し、酸化防止剤などの添加物をできる限り少なく抑えて作られたワインがセレクトされる。1500円から1万円の商品がそろい、売れ筋は2500円前後のもの。人気は「オープンナウ」で、試飲カウンターでテイスティングも可能。
パテなどおつまみにしやすい食材はワインコーナー付近に用意されており、「忙しい女性にワインとおつまみを買って、家でくつろいでもらえたら」と吉野バイヤー。
食材コーナーの主な売れ筋商品は、エリカ・アンギャルが監修した砂糖不使用でナッツとドライフルーツのみの「ビューティーバー」(252円)、卵と牛乳を加えて作るホットケーキミックス「十勝ブランミックス」(273円)、「メゾン・パピヨン」のパテ(1365円)など。