6月21日、「フランス映画祭2013」開幕に際し、団長ナタリー・バイを始めとした豪華ゲストを迎えたオープニングセレモニーが東京・有楽町にて開催された。
今年で21回目を迎えるフランス映画祭は6月21日から24日の3日間で全14作品が上映される。オープニング作品には、フランソワ・オゾン監督の『In the House(英題)』が上映。また、クラシック上映作品としてジャック・ドゥミ監督の長編デビュー作『ローラ』(アヌーク・エーメ主演)のデジタル修復完全版が日本初披露となる。
ゲストで登壇したのは、『わたしはロランス』ナタリー・バイ、『In the House(英題)』フランソワ・オゾン監督とエルンスト・ウン・ハウワー、『タイピスト!(邦題)』レジス・ロワンサル監督とデボラ・フランソワ、『ウェリントン将軍・ナポレオンを倒した男(仮)』バレリア・サルミント、『母の身終い』ステファヌ・ブリゼ監督とエレーヌ・ヴァンサン、『黒いスーツを着た男』カトリーヌ・コルシニ監督とラファエル・ペルソナーズ、『椿姫ができるまで』フィリップ・ベジア監督とジャン=フランソワ・シヴァディエ、『遭難者(仮)/女っ気なし(仮)』ギヨーム・ブラック監督、『アナタの子供』ジャック・ドワイヨン監督とルー・ドワイヨン、『恋のときめき乱気流』リュディヴィーヌ・サニエ、『森に生きる少年〜カラスの日〜』ジャン=クリストフ・デッサン監督、短編作品集『からっぽの家』マチュー・イポー監督ら総勢18名。
ゲストを代表して団長のナタリーが「大好きな日本で最新のフランス映画を紹介できるこの映画祭に感謝している。みなさんも4日間、思い切り映画を楽しんでほしい」とあいさつ。
ナタリーは1970年代から80年代にかけて、フランソワ・トリュフォーの『アメリカの夜』『緑色の部屋』やジャン=リュック・ゴダールの『勝手に逃げろ/人生』『ゴダールの探偵』などに出演。カトリーヌ・ドヌーブやイザベル・ユペールと並肩を並べる存在。今回、特別プログラムとして「ナタリー・バイ」特集が6月21日から7月7日まで行われ、出演作品からセレクトした15作品が上映される。
【イベント情報】
フランス映画祭2013
会場:有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇
会期:6月21日から24日まで
料金:前売り1200円、当日一般1500円、学生1200円
<上映スケジュール>
6月21日:『In the House(英題)』『遭難者(仮)/女っ気なし(仮) 』
6月22日:『短編作品集』『わたしはロランス』『ローラ』『テレーズ・デスケルウ』
6月23日:『森に生きる少年~カラスの日~』『ウェリントン将軍~ナポレオンを倒した男~(仮)』『アナタの子供』『黒いスーツを着た男』
6月24日:『椿姫ができるまで』『母の身終い』『Populaire』『恋のときめき乱気流』