セイコー(SEIKO)スピリットスマートから、90年代の傑作時計を復刻した限定コレクション「Sottsass Limited Edition」(限定5種/各3万2,000円)が3月上旬に発売される。
コレクションのベースとなったのは、90年代にイタリアデザイン界のマエストロであるエットレ・ソットサス(Ettore Sottsass)とのコラボレーションから生まれたモデル。ソットサスはイタリアの建築家兼デザイナーで、イタリア初のコンピューターELEAシリーズ、ポータブルタイプライター「ヴァレンタイン」など、数多くの優れたプロダクトデザインを生み出してきた。
コレクションでは当時のアイテムと同様に、シンプルなケースに2枚ガラスを重ねあわせ、シャープなフォルムを完成させた。その中で前面に使用したサファイアガラスが硬質感と美しさを強調している。数字や目盛りなどはガラスの裏面に印刷され、表示が立体的に浮かんで見えるのも大きな特徴だ。
復刻版では当時の遊び心あふれるデザインや独自のカラーリングはそのままに、ポップなデザインを現代的にアレンジ。カラフルなカラーリングにも関わらず、大人の腕にもしっくりとくる、イタリアデザインならではの創造性を感じさせる一品となった。ラインアップは1,000本限定の「SCEB017」、「SCEB021」、「SCEB025」と1,500本限定の「SCEB019」、「SCEB023」の計5型。