プラダ(PRADA)が15SSシーズンのキャンペーンビジュアルを発表した。
フォトグラファーのスティーヴン・マイゼルが写し出したのは、ストイックで、サイケデリックで、インティメントなムード。女性は自身を感じながらリラックスし、自由で気楽に見せながら主導権を失わずにいられるのか?そんな矛盾を内包するビジュアルを、モデルやコレクションの様々な視点から撮り下ろすことで探求したという。
モデルに選ばれたのはジェマ・ワード、ジュリア・ノビス、アイネ・ニーフスの3人。1800年代から1960年代のアンティークのプロケード生地を再生し、コットン、ガーゼ、未加工のレザーを組み合わせてデザインされたコレクションと共にシルクジャカードのソックスは度々ビジュアルに登場し、モダンでエレガントなイメージを生み出した。
ビジュアルの中の彼女たちは、モノクロ写真では力強く挑発的に、パステルグラフィックでは若々しく躍動的に表現されている。バッグはそれぞれの形や特徴をマイゼル流に再解釈。ベッドルームに何気なく置かれた姿が、束の間に与えられた自由を感じさせる。