イタリア・ミラノのガジェットケースブランド「ピジャマ(Pijama)」が、アフリカを思わせる柄や、昆虫が一面にプリントされたスマホケースなど、個性豊かでユーモラスな生地を使った春夏の新作アイテムを2月から順次発売している。
新作テキスタイルは、防染で施された柄がアフリカを思い起こさせる「ワックス(wax)」、イタリアの昔ながらの発色の鮮やかなバスタオルから発想を得た「タオル(towel)」、昔のスクールブックの昆虫絵柄が一面にデジタルプリントされた「ポスター(poster)」、イタリア製シャツ生地を使用した爽やかな印象の「シャツ(shirt)」、カラフルな迷彩柄「カモ(camou)」など。タブレットやスマートフォン用のケース、ダッフルバック、ジップ付きのポーチやスリッパ、スリーピングマスクまで、全11コレクション・30種類のアイテムがラインアップしている。価格は、ポスターのiPhone4/5・ iPod用ケースが3,150円、ワックスのiPadケースが3,990円など。
ピジャマは、元ファッションデザイナーのモニカ・バティステッラと建築家のセルジオ・ゴッビのアイデアによって、2006年に誕生したファブリックブランド。日本語で“パジャマ”を意味するブランド名には、“デジタルガジェットも、眠りにつく時はパジャマを着せてあげよう”いう思いが込められている。
デザインから生産まで100%イタリア製にこだわり、ミラノ郊外の裁縫師が一つひとつ仕上げている。耐衝撃性の高い素材であるネオプレンとテキスタイルを組み合わせ使用しているのも特徴。デジタルプリントのコットンやイタリアのシャツ生地、タータンチェックのウール生地、デニムまで、様々なスタイルにコーディネートできるデザインがそろう。