玉川高島屋ショッピングセンターは、11月11日に迎える開業45周年に向け、設備面・サービス面・店舗の3点をリニューアルする。
9月1日より本館外観を木目調に一新。世界的建築家・隈研吾がデザインを監修し、濃淡のある木柄パネルと壁面緑化により自然の多い町との調和を図る。南館内観もリニューアルし、既存南館と新南館とでバラつきのあった床や照明、インテリアのコンセプトを統一。どのフロアでも直感的に方向が分かる空間とする。
タクシー・シャトルバスの待合室「ウエイティングラウンジ(WAITING LOUNGE)」を新設し、送迎サービスを実施。モニターや空調を完備したスペースにはアテンダントスタッフが常駐し、タクシー乗降やショッピングの手伝い、到着呼び出しサービス、車イスやショッピングサポートカーの貸し出しを行う。
上質な素材を用いシルエットと着心地を重視した商品を展開する「イチエ ストロベリーフィールズ(ICHIE strawberry-fields)」、「ベイジ,(BEIGE,)」の世界観や哲学を具体化する初のコンセプトストア、テキスタイルや形にもこだわるウィメンズハンカチ専門店「スイミー(swimmie)」、北海道産の牛肉やチーズなどを用いたレストラン「ユーヨーグリル 北海道」(オープン済み)の新業態4店舗、ゴールドウインが運営するセレクトショップ「グローブ ウォーカー(globe walker)」と「サタディ・イン・ザ・パーク(Saturday in the park)」、バッグ中心のライフスタイルブランド「ヴェラ・ブラッドリー(Vera Bradley)」、金沢発の発酵調味料店「金沢ヤマト醤油味噌」など計20店舗が8月から10月に掛け順次新規もしくはリニューアルオープン。それぞれのコンセプトに合う館・フロアに配置し、買い回りやすさの向上を目指す。