マークジェイコブスの知的で大胆なムードはマットなメイクで

2014.08.22

14-15AWコレクションのランウエイから、今秋冬メイクのヒントを紹介するシリーズ。12回目は「マーク ジェイコブスMARC JACOBS)」。

大胆で知的なコレクションのイメージに合わせた、マットな質感の目元や口元がポイント。シルキーな質感を排除したウエアの素材感をメーキャップにも反映させた。

肌は、メイク前にモイスチャークリームで肌にうるおいを与え、マッサージするようにティントモイスチャライザーを肌に馴染ませてシアーな質感を表現。

目元は、全体にコンシーラーを指先でなじませてから、白味の強いピンクアイシャドウをまぶた全体に馴染ませた。次に、ココア色のカラーをまぶたのくぼみ部分に、目の内側から外側に向かって半月型を描くようにのせる。最後に、ホワイトのアイシャドウを眉骨に沿ってのせ、立体感を演出した。

チークは、ブラウン系の濃い色を頬骨の下にのせ、ピンク系とピーチ系を混ぜたものを、頬の高い部分から耳に向かって色味を加えることで完成。

唇には、色味の少ないグロスでうるおいを与えた後、指先を使ってベージュ(メタリック系の)のアイシャドウをたたくように重ねることで艶を消し、マットで陶器のような仕上がりへと導いた。

リードアーティストは「ナーズNARS)」のフランソワ・ナーズ。主な使用アイテムは、「NARSskin ルミナスティックモイスチャークリーム」「NARS ピュアラディアント ティンティッドモイスチャライザー」「同 ラディアントクリーミーコンシーラー」「同 コントゥアーブラシ#21」「同 ブラッシュ4011、4032、4033」「同 リップグロスN1675」「同 デュアルインテンシティーアイシャドー1927」など。
松本玲子
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