「クリスチャン ディオール(Christian Dior)」は、メゾン初の取り組みとして、パリで開催された14SSオートクチュールコレクションに、世界のファッションスクールの学生を招待した。将来を担うファッション学生達にパリのファッションショーの裏側と技術、創造性とオートクチュールの世界を探究する機会を設けることが目的。
招待されたのはフランスの「エコール・ドゥ・ラ・シャンブル・サンディカル・ドゥ・ラ・クチュール・パリジェンヌ(Ecole de la Chambre Syndicale de la Couture Parisienne)」やベルギーの「アントワープ王立芸術アカデミー(Antwerp Royal Academy of Fine Art)」、アメリカの「パーソンズ・ニュー・スクール・フォー・デザイン(Parsons The New School for Design)」など全16校。日本からは文化服装学院の小杉早苗学院長と3名の学生が参加した。
学生達は、ショーの前にメゾンのアトリエでショーを観た後、パリでファッションを学ぶ学生達と共にディオールのカンファレンスに出席。ロダン美術館にて彼らとクチュリエール(裁縫師)などアトリエで働く人々に向けて特別に開催されるショーを観覧した。
参加校は以下。Ecole de la Chambre Syndicale、Institut Fran cais de la Mode、Esmod、Studio Bercot、ESAA‐Duperre、Ateliers Chardon Savard、Antwerp Royal Academy of Fine Arts, Antwerp、La Cambre, Brussels、Central Saint Martins、London College of Fashion、Conde Nast College of Fashion and Design、Royal College of Arts、Westminster University, Fashion Department、Istituto Marangoni, Milan、Accademia di Brera, Milan、Polimoda, Florence、Parsons School of Design、Pratt Institute, Brooklyn、文化服装学院、Shanghai Raffles Design Institute Shangai、Beijing Central Academy of Fine Arts‐Design Faculty、Academy of Arts & Design, Tsinghua University