ファッションデザイナーのロイ・ホルストン・フローイック(Roy Halston Frowick)は1932年4月23日生まれ。アメリカ合衆国アイオワ州出身。ファッションブランド「ホルストン」の創設者。90年3月26日逝去。
幼い頃から帽子や服作りをしていた。52年にシカゴに移り、シカゴ美術館付属大学に通いながら、ウインドードレッサーとして従事。57年に自身のショップをオープン。その後、リリー・ダッシェの共同デザイナーとして活躍した。
58年には百貨店「バーグドルフ・グッドマン」の帽子部門でデザインを担当することに。彼が製作したピルボックスハットをジャクリーン・ケネディが着用し、大きな話題となった。彼のロングドレスはシンプルで実用性も高かったため、70年代のアメリカで大流行し、ライザ・ミネリやエリザベス・テイラーらが顧客についた。
しかし、80年代に入ると会社が経営難に陥り、ホルストンは自身のブランドを手放した。90年3月にエイズにより死去。